
我が子に向かって
「お前のような、
無能で役立たずで、
親を尊敬しないような奴は、不要だ。
捨ててやる。」
と、怒鳴りつけ、それでも自分に従わなければ、首を絞めて殺そうとしてくる者がいる場所は、

「ふるさと」ではありません。
それは地獄です。
それはDVです。
それは暴力で、
犯罪です。
自分を守るため、すぐに
逃げてください。
ドメスティック・バイオレンス(DV)は、一般的には夫婦間やパートナー間の暴力が多く問題となりますが、家庭内暴力と訳されるように家庭内、同居者間での暴力や攻撃的行動を意味します。したがって、親子間や兄弟間でも精神的、身体的な暴力、虐待などがあればDVです。親と子、男性と女性、パートナー同士など、どのような関係性の中でも、暴力行為を行った者が加害者で、受けた方は被害者です。
一方が他方の人間性を損なう行為は、どのような立場であれ、許されるものではありません。
夫婦やパートナーはもともとが他人同士なので、相手の問題行動に気づきやすいような気がしますが、親子間であった場合、子が生まれてから長年にわたって積み重ねてきたものであり、その状態を当たり前として子は育っていくので、それが暴力だとは気づきにくいです。特に心理的な支配、暴力、思想の押し付けなどには気づきにくいです。
上にあげた事例は実際にあったものですが、被害者である子供は、長年にわたって言われ続けていた為、自分は無能で役立たずだと思っていたようです。親を尊敬すべきだということも、親がいつもそのように言っているので、親を尊敬することが正しい、尊敬できない自分は人として間違っている、ダメな人間だと思い込んで自分を責めていました。
それは心理的DVだということになかなか気づけなかったのです。
加害者となっている親は自分が正しいと思っているため、悪いのは子供という事になり、ますます激しく責めるようになります。(自分が育てている、指導していると思っている)子供に対して、正しく当たり前のことを言って教えているだけなので、それが暴力であり、精神的な支配であり、思想の押し付けであり、脅迫であり、子供の人間性を否定しているという事には気づきません。むしろ、愛情だと思っている場合も多いかと思います。
どちらが加害者になり被害者になるかはそれぞれ異なるにしても、どちらの側もそれがDVであり、暴力であることに気づきにくいことが事態を悪化させていきます。
それでも、DV被害に気づく事が出来たなら、すぐにでも自分の身と心を守る為に行動するべきです。その行動がとりにくいのも「家庭内」というDVの問題ではありますが、あなたは間違っていないし、悪くもありません。
加害者に対して、自分の間違いに気づいて、止めさせることはかなり難しいことです。なぜなら「自分は正しい」と思って疑わないからです。
逃げる事が出来るなら逃げましょう。
誰かに相談できるなら相談しましょう。
法律的なことはできませんが、お寺に話をしに来てください。お話を伺います。